だって画力がないんだもの!

3DCGで創作すればいいじゃない?

萌え絵をなるべくリアル頭蓋骨に合わせて描き直した結果

Working!!の山田さんはかわいい。(唐突)*1

萌え絵のかわいさの理由は、ネットを調べればすぐわかる。赤ちゃんの頭部の形状と、大きな目、小さくて限りなく目に寄った鼻、である。そのため、萌え絵の頭蓋骨は、赤ちゃんのそれに限りなく近い。

骨格を勉強すればするほど、萌え絵が不気味に思える。今回は、頭蓋骨の絵は無しだが、レイヤーを頭蓋骨だけにしてみたときには、恐怖さえ感じたほどだ。

ならば、萌え絵を、できるだけリアルな頭蓋骨に近づけてみれば、どうなるだろう?
今回のモデルは山田さん。




小生意気な女子高生みたいだ。
いや、どちらも女子高生ですが。

頭骨を小さくし、目の大きさも、頭蓋骨の眼窩ぎりぎりまで小さくした。
あごの幅は、歯のラインに合わせて削った。
鼻は成人サイズの長さにし、実際に描いてみた。
口のラインは、本当はもう少し上だが、表情を優先して下に持ってきている。


成長した山田さんみたいだ(笑)

こうしてみると、目、髪、顔型、及びそれらの色が、キャラを特徴付けていることがわかる。それらの特徴を、リアル頭蓋骨のぎりぎりデフォルメラインに適用しても、似たキャラを描くことができることがわかった。
重要なポイントは、そのキャラの雰囲気をキチンと残して逆デフォルメできるかどうか。

デフォルメキャラの表情を、いかにして移植するか、である。
上の例では、山田さんの「けだるそうな感じ」が出ていない。おそらくは、模写元の山田さんの目が狐目過ぎるのだ。そのままリアル頭蓋骨に移植すると、かなり勝気な表情になる。もう少し目じりを下げめにすればよかったか。

…直してみた。




あぁ、山田さんだ。

根拠不明の自信と、けだるさとをもちあわせた山田さんである。
一応、不満げなニュアンスも残っている。ちょっと目の角度を変えただけで、こんなにも表情が変わるのか!




こうして修正前後を並べてみると、単に、表情の違いでしかないことがわかる。どちらも人体の絵としては正解。だが、模写元と並べるとその違いは結構大きい。よくみると、beforeの左目の瞳、角度つきすぎだね。模写元の目をそのまま持ってきて角度調整したからだろう。

結論
萌えキャラは、割とリアルな頭蓋骨のキャラに逆デフォルメできることがわかった。しかしながら、単に顔のパーツを移植すればいいというわけではない。雰囲気をきちんと出せるようにリアル頭蓋骨との整合を取る必要がある。でも、単なる模写よりはよほど楽しそう。デフォルメされたアニメと、リアルな骨格との両方をよく観察する必要があるし、生み出されたものは模写ではなくオリジナル。模写しながらオリジナルの力を鍛えられるので一石二鳥。

例えべた塗りでも、色が付くとアニメのセル画っぽくなっていいね。

★今日の格言★
デフォルメされたアニメキャラを、できるだけリアルな骨格に移植して描くことができることがわかった。ただし、相当の技量が必要。

しかしながら、半日作業だった。
実力不足が思い切りわかるので、結構エネルギーが要る。おまけに、CLIP STUDIO PAINTの使い方にも慣れなければならないし、塗り後の修正は地獄である。ここら辺は今後の課題。塗りを修正しないような工程を考えるべきか、それとも、塗り後の修正の手間を最小にする工夫をするか、悩みどころ。

 

*1:(注)この記事は旧ブログから抜粋して移転させた記事です。記事の前後が関連していません。